2024年(令和6年)度版[第24期]家電リサイクル年次報告書
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七尾線● 七尾津向 簡易郵便局七尾線● 七尾津向 簡易郵便局紙吉(株)25正確な入力作業・クランプフォークを導入して作業員の負荷軽減に努め弊社は1967年個人事業を開始、1988年紙吉株式会社を設立、循環型社会の形成を企業理念に掲げ、主に石川県で発生する古紙・鉄・銅・非鉄金属のリサイクルをはじめ、❶安全への配慮・2001年4月の家電リサイクル法施行とともに地域のお客様にわかりやすく、安全に荷降ろしができる現在地に移転しました。ています。安全第一のフォークリフト作業2024年1月1日最大震度7を記録した能登半島地震の発生により、多数の方が被災されました。この大規模な災害により、倒壊した家屋から家庭用電気機器をはじめとする大量の廃棄物が発生し、石川県では数十カ所に廃棄物を集める集積場を開設しました。日々数百台のト七尾市集積場(廃家電)の状況産業廃棄物のリサイクルを行ってきました。家電リサイクルに関しては、家電リサイクル法が制定された2001年当初から、指定引取場所としてSY業務に携わっています。❷お客様とのコミュニケーション・廃家電の受入時には、積極的にお客様と会話を行い、リサイクル券の記載内容と現物が一致しているか、異物が残っていないか、確認を行っております。また、データ入力時も間違いが無いように常に心掛けています。お客様と確認をしながらの受入作業ラックや乗用車が長蛇の列を作り、集積場には廃棄物が溢れる状態が夏頃まで続いていました。そのような状況下、弊社は七尾市からの要請を受け、七尾市集積場の開設、廃家電の受入れ・仕分作業に参加させていただき、アルバイトやボランティアの方々と協力しながら地域復興の一翼を担うことができました。(SY責任者からのメッセージ)七尾市の集積場は既に閉鎖されましたが、奥能登地域(珠洲市、輪島市など)では公費解体等の復興事業が継続して行われている状況です。引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。最後になりますが、これからも家電リサイクル事業を通じて、地域への貢献、循環型社会の形成に携わっていきたいと思います。■所在地:石川県七尾市津向町卜部53-13■指定引取場所業務開始時期:2001年4月■指定引取場所業務従事者数:現場2名、事務1名■2024年度引取台数:約1万3千台■主な引取対象エリア:石川県能登半島津向 熊野神社 ● 津向 熊野神社 ● 七尾輪島線七尾輪島線内浦街道内浦街道七尾南湾Ⅲ章製造業者等の取組1.2 指定引取場所の紹介

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