2024年(令和6年)度版[第24期]家電リサイクル年次報告書
36/86

❶❷❶❷❸コンプレッサーを外した冷蔵庫本体33家電リサイクルプラントでは、エアコン、洗濯機(ヒートポンプ除湿乾燥機能付き)、冷蔵庫・冷凍庫が廃棄物となった場合、それらから回収した冷媒フロン、断熱材フロンが漏えいしないように細心の注意を払って管理していま冷蔵庫・冷凍庫を回収ラインに投入し、冷媒フロンの種類を判別します。冷蔵庫本体からコンプレッサーを取り外し、冷蔵庫本体側の配管から冷媒フロンを回収します。本体から分離したコンプレッサーから冷媒フロンを回収します。なお万が一、異常が発生した時に備えて24時間の管理体制を取っています。す。ボンベは24時間重量変化がないことをチェックし、赤外線方式のフロン検知器等により、漏れのないように管理しています。(フロン関連業務は、教育を受けた特定の作業者が担当)断熱材の発泡剤に含まれる断熱材フロンを回収するため、破砕機に投入します。断熱材フロンは活性炭に吸着させ、蒸気で脱着、液化して専用ドラム缶に回収します。※ドラム缶は冷却保管庫(23℃以下)で保管。保管庫では、フロン検知器等で漏れの有無を確認します。破砕された断熱材を圧縮成形し、造粒化することで代替燃料として再生します。Ⅲ章製造業者等の取組(1)冷蔵庫・冷凍庫の冷媒・断熱材フロンの代表的な回収・管理フロー 2.2 フロンの回収・管理フロー

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る