2024年(令和6年)度版[第24期]家電リサイクル年次報告書
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I章家電リサイクル制度家電リサイクル実績製造業者等の取組普及啓発活動および支援活動V章資料集● プラスチックの品質向上竪型破砕後に機械選別で回収されたプラスチックには、細かい非鉄金属や銅線が混入していますが、これらをさらに細かく粉砕し、水流を用いた比重選別で非鉄金属や銅線の回収を行っています。これによりプラスチックの品質を向上させると同時に、これまで異物とされていた金属のリサイクルが可能となりました。● 新工場建設(2024年10月)冷蔵庫専用の破砕機と選別ラインを備えた第三工場を新設しました。新工場では、操業開始から2倍以上となっている入荷量に対応した生産性の向上、作業負荷の軽減などを図っています。また、プラスチックの回収能力を大幅に強化しリサイクル率の向上を実現しています。 家電リサイクルプラントの紹介II章III章IV章36代表取締役梶原 史洋●健康経営の推進定期健康診断結果やウォーキングイベント、地域活動への参加などをポイント化し、年間で優良者表彰を行うことで従業員の健康管理を含めた意識向上を図っています。また、自身の身体の状態を把握してもらうため、定期的に体力測定を実施しています。●環境に関する啓発活動株式会社エコリサイクルは、関係するさまざまな方々や団体とともに成長し、「働き甲斐を実感しながら地域と環■所在地:秋田県大館市花岡町字堂屋敷30番2■再商品化施設操業開始時期:2001年4月■取扱品目:家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)■2024年度処理台数:約20万9千台■対象地域:秋田県、青森県、岩手県、山形県(一部)■ホームページURL:https://www.dowa-eco.co.jp/ER/当社は秋田県北部地域に存するDOWAグループの鉱山・製錬関連の技術・人材等を活用して、使用済み家電製品やパソコン、OA機器等のリサイクルを推進し、地域経済の活性化および環境にやさしいまちづくりに寄与することを目的として設立され、2001年4月から操業を開始しました。再資源化工場として人手による解体処理と高度な選別・分別処理を行い、資源を社会に還元し循環経済形成に貢献しています。境事業に貢献し続ける!」、「秋田県大館市発信で地球資源を守り、次世代に価値ある環境を残す!」そんな、先進的な資源循環企業になることを全社員一丸となって挑戦しています。皆さんが使用していた製品を廃棄する際に、正規のリサイクルのルートに出していただくと地域や地球環境に貢献します。私たちが住んでいる地域、子供たちの未来のために、我々とともに地球環境に貢献していきましょう!ご協力をお願いします。

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