2024年(令和6年)度版[第24期]家電リサイクル年次報告書
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製造業者等は、製品の設計・製造段階における資源有効利用の推進等、「環境配慮設計(DfE:DesignforEnvironment)」(製品の全ライフサイクルを考慮し、環境負荷低減を目的とした設計や製造を行うこと)に取り組んでいます。(1)製品アセスメントマニュアルの作成家電製品協会は、新製品の環境配慮設計への改善度を評価し、環境負荷をより低減したものづくりを行う具体的な家電製品協会は、「家電製品製品アセスメントマニュアル」の内容や、実際に製品設計に取り入れられた改善事例●家電製品協会のホームページで環境配慮設計の内容や改善事例を確認できます。環境配慮設計項 目減量化・減容化再生資源の使用長期使用の促進手解体・分別処理の容易化再資源化等の可能性の向上具体的な取組内容37図表Ⅲ-2環境に配慮した製品設計の主なポイント(家電リサイクル関連)図表Ⅲ-3製品アセスメント事例集ホームページイメージ製品アセスメント事例集・製品・部品の減量化・減容化・再生資源の使用・再生資源使用の表示・製品・部品・材料の耐久性向上・保守点検・修理の可能性・容易性向上・手分解・分別対象物の処理・解体の容易化・リサイクルに配慮した使用材料の工夫・リサイクルに配慮した使用材料の工夫家電製品協会ホームページの製品アセスメント事例集ページ(下に掲載のURL参照)から、製品の種類やメーカー名を選択すると、製品ごとの取組内容や評価項目を確認することができます。設計指針として「家電製品製品アセスメントマニュアル」を作成しており、製造業者等は同マニュアルを各社で活用しています。2013年度には第5版を発行しました。2014年度には記載内容を要約したウェブ版を家電製品協会ホームページに公開しました。等をまとめ、ホームページ上で公開しています。・希少原材料の減量化・消耗品の交換性向上・長期使用のための情報提供家電リサイクルの処理について・手入れの容易性向上Ⅲ章製造業者等の取組(2)製品アセスメントマニュアルの活用3.1 環境配慮設計の高度化に向けて

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