2024年(令和6年)度版[第24期]家電リサイクル年次報告書
49/86

⬇⬇⬇⬇ I章家電リサイクル制度家電リサイクル実績製造業者等の取組普及啓発活動および支援活動V章資料集最新リサイクル技術II章III章IV章家電リサイクル券確認製品ラベル撮影文字認識データベース(DB)照合結果通知処理フロー水銀含有部品判定結果通知46・型番不一致時対策(類似型番を候補として選抜通知)形状や搭載部品に合わせた廃家電の解体方法を判断するために、従来は製品ラベルを確認し、現場に掲示している作業手順書と照らし合わせて作業していましたが、見間違いなどによる誤判断が発生していました。現場オペレーションの効率化を図るためにAI技術を駆使した高■処理フロー■取組ポイント・文字認識率、および、正読率向上(数千枚のラベル撮影テスト実施と集計解析、特殊なフォントなどへの対応)■効果・管理システム側への処理情報登録作業効率化・廃家電入荷傾向の調査分析対応効率化今後は、ハンディターミナル使用者の指の動きや視覚を分析し、より操作性の高いシステムにアップデートしていくことや、データベースを拡充し、自動解体システムとの連携強化を検討していく予定です。現在、薄型テレビ解体ライ・DB拡充対応(未登録型番をDBへ都度追加補充)・管理システム側への処理情報(家電リサイクル券情報、・後段の自動解体システムとの連携による効率化・水銀含有部品、冷媒フロン種などの自動判別対応精度文字認識技術を採用し、製品ラベル画像からさまざまな情報(型番、メーカー、年式、製造番号、冷媒フロン種など)を取得し解体方法を判別できる廃家電型番読取りシステムを開発しました。ハンディターミナル製品情報等)自動登録化対応ン側にも固定式の廃家電型番読取りシステムを既に展開しており、汎用性のあるシステムとしてさらなる水平展開を実現しリサイクルプラントの安定稼働に貢献していくことを目指します。

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る