2021.07.19 updated
2021.07.19 updated
家電リサイクル制度は、排出者、家電販売店、製造業者等、国・自治体といった家電4品目に関わる全ての人がそれぞれ一定の役割を担いながら、協力して資源の有効利用や環境の保全等に努めていこう!との趣旨で運営されています。
そのうち、排出者の役割の一つとして費用の負担があります。
排出者には、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)を排出する際に、「収集・運搬料金」と「リサイクル料金」を支払う役割があります。
「収集・運搬料金」は、家電販売店が必要となる回収体制を整備し、排出者から引き取った廃家電4品目を確実に製造業者等へ引き渡すための費用として使われます。
「リサイクル料金」は、製造業者等が全国に廃家電4品目を引き取る施設(指定引取場所といいます)を設置し、そこで引き取った廃家電4品目を各地のリサイクルプラントまで運び、リサイクル処理を行うための費用として使われます。
各リサイクルプラントでは、手作業による解体や機械による破砕のあと、いろいろな選別装置によってプラスチックや金属を種類別に分別し、有用な資源をできるだけ多く、かつ効率的に回収しています。
また、併せてフロン類をはじめとした環境に負荷のかかる物質を回収することで、地球環境に与える影響を少なくする取組も行っています。
・家電製品協会 家電リサイクルTOP:家電リサイクル法で定められた役割
家電4品目を排出する際は、その家電を引き渡す家電販売店に料金をお問い合わせください。
また収集・運搬料金は、それぞれの家電販売店の店頭掲示などで公表されていますので、お店を訪れた際にご確認いただくこともできます。
なおリサイクル料金については、製造業者等が各社のウェブサイト等で公表しています。
また家電製品協会 家電リサイクル券センターのウェブサイトでも確認することができますので、ぜひご利用ください。
・家電製品協会 家電リサイクル券センター:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)